１年間くらい色々な歯医者を受診し神経を残せる治療をしてもらえる医院を探されていたが、どこの医院でも神経をとらないといけないと言われ、最後に痛みが出てきた為当医院を受診されました。（香川じゃなければ神経を残して貰えていたであろう。）
最悪なことに当医院に辿り着くまでに神経は死んでしまい、根っこの先に膿が溜まって腫れて来られました。
もうこうなると神経を残すことは不可能、しかも虫歯が進行し歯を残すことも難しい状態でした。
この状態になるならまだ早くに神経をとって治療してもらってた方が状況は良かったのかもしれない。
2016年にセミナー参加した時、講師から「この参加者の中に抜髄（神経を取る治療）してる奴いたら歯医者辞めろ」と言われたのを今でも忘れられない。
その時の例えが、「腕を怪我して整形に行ったら、腕を切断されたらどうする？それと一緒な事してるんや❗️」と言われ、『それは保険でやってないから言えるんや。』って心の中で呟いた。が、本当にいい治療をするには保険でやるのは不可能である。
断髄という神経を残すような治療法はもう何年も前から確立されているにもかかわらず一年探してどこの医院もできなかったと言うのは非常に残念である。
しかし保険で出来るようになるのは難しいであろう。
医療費削減といえば歯科から削られるような時代なので、今後もこういった最良の治療は保険ではできないであろう。最悪歯科治療は保険から外されてしまうのではないだろうか？
他の国であればなりたい職業のトップに歯科医が挙げられるが、日本の歯科医師たちは肩身が狭い。キッザニアでは他の職業は待ち時間があるのに歯医者の職業体験は待ち時間がないらしい。
悲しい職業である。
本当に歯を大事にしたい。一生自分の歯で食事がしたいと言う方のために日々精進しスキルアップしていきたい。