今年も残り僅かとなりました。今年やり残した事はありませんか?
12月21日は休診とさせて頂き、歯内治療における最新アップデートセミナーに参加して参りました。
歯内治療だけで毎年物凄い量の論文が発表されています。
何が言いたいのかというと、日々歯科医療においても進歩していると言う事、しかしながら保険治療というのは50年前に出来たガイドラインから全く進歩してないという事です。
大学での教育も保険治療に添った教育がなされている。世界でスタンダードと言われる治療法は大学でも教えて貰えない。
日本の歯科医師レベルが低いと言われるのはそこに原因がある。
同じことを繰り返している限り同じ結果しか得られない=保険内で治療している限り治療結果は変わらないという事である。
残せる歯も抜歯されてしまうのが現状である。
コロナという言葉も最近では耳にしなくなってきた。
しかしながらコロナ禍で最も増えた歯科疾患が歯牙破折である。
前にもお話しさせていただいたが、最も効果的なストレスリセット方法はゆっくり食事をし会話を楽しむ事である。
そんな中黙食と言う習慣が子供達の環境にどれだけ影響を与えたのか?
ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念)などに悪影響を与える可能性も指摘されている。
黙食にどれだけ感染リスクを下げる効果があるかどうかの検証がされないままに2年半もの間政策が進められてきた。まさにエビデンスのない政策である。
検証結果は黙食によって学級閉鎖の発生数や発症率が抑えられたといえるほどの有意な証拠は確認できなかったとしている。
そのような政策によりストレス解消が出来なくなり、歯牙破折が増えたのではないだろうか?
さて歯牙破折の有効な治療法があるかどうか?
残念ながら垂直性の破折に関してはまだ治療法は抜歯以外はないのが現状である。
最新情報を詰め込んだ状態で2024年を迎える事ができます。
今後も最新情報の提供ができるよう精進して参ります。